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九州遠征の顛末〜嫁と屋久島に向かうまで〜
東京での一週間が過ぎた。

なぜかやる気が起きない。
料理する気が起きない。
まったくもって不可解だ。

だから今日、おれは妻と映画を観にいった。

相棒。

おもしろい。
でもかあちゃんは水谷豊が嫌いだとか言っていた。
別にいいやって感じ。

それよか、
池袋サンシャインの近くの露店のケバブがうまかった。
トルコの料理とか何とかって流暢な日本語を話す外国人が気さくに売ってくれたが
すこぶるうまかった。

何しよっちゃろか・・・、おれ。

あ、どうもどうもこんばんは。
夕方ですがもうビール飲んで楽しんでます。
妻はみかん剥いて食べてます。

いいねぇ、のんべんだらり。
あ、洗濯機まわし始めました。
いいねぇ。
今夜は冷やし中華でも作ろうかねぇ。

さてっ。
5月末は南九州をぶらりとしてきました。
やっぱいいよ?九州。

ちょいと長めの日記になりそうなので何回かに分けて書きますよ?

5月23日
ブログを書いてから東京駅へ向かう。
グランスタで極上アナゴ寿司、パパイヤサラダ、焼鳥、ビールやらを買う。
東海道本線10番線に上がる。
聞こえてくる発電用ディーゼルエンジンの音にテンションを上げる。
『熊本・大分』の行先にますますテンションを上げる。
「寝台特急はやぶさ・富士、発車いたします。」ってわけで発車。
101.jpg

さようなら東京駅。
さようならE233系(京浜東北線)。
うひょひょい。
嫁とビールを『ぱきゃっ!!』と開けてかんぱーい☆
飛行機なんかとは違う格別(?)な贅沢感。
カシオペアで食堂車を予約するよりも、気ままな感じでぼくら夫婦にはぴったりですわ。
しばらく飲み食いするうちにゴロ寝。
ごろごろごろごろ。
あけぼののシングルDXほど広くはないにしろ、それでも個室はテンションあげあげ。
外を見ると真っ暗。
漆黒の闇の中でものを考えるとよくまとまる。
人生を見つめなおすにはいい機会。
102.jpg

気付いたら名古屋到着。
関ヶ原を越えて京都に着く0時半頃、就寝。

5月24日
目覚めたら朝5時半、広島到着。
どうもいつもの癖が抜けないでいるらしく、2人で起きてしまう。
左手に雨天ながらも瀬戸内海が広がる。
やっぱりいつ見ても感動する。
徳山から車内販売のおばちゃんが乗車してくる。
1997年夏の鉄道ジャーナル「日本最長距離寝台特急はやぶさ・東京〜西鹿児島」に登場以来、
乗るたびにこのおばちゃんに会う。
懐かしい。
アナゴ飯とサンドイッチを購入。
うまい。
東京駅のよりも味付けが自分好みなのは、やはり西日本に来たせいだろうか。
コーヒーを飲みながら車窓を楽しむ。
8時32分、地の終わりを感じ、海の香り漂う下関へ。
103.jpg

機関車交換のため、鉄道マニアと走る。
カメラ片手に走るお父さんと追いかける子供。
それを見て笑う我が妻。
懐かしいJR九州カラーの電車。宇佐行の方向幕。
錯綜する線路から2本が選ばれて港を鉄橋で渡り、関門トンネルへ。
およそ3分で関門トンネルを抜け、門司で機関車交換と寝台特急<富士>の切り離し。
そしてこれも2000年夏の鉄道ジャーナルで登場した博多車掌区のH車掌が登場。
目尻が印象的な笑顔が素敵!
我が<はやぶさ>は懐かしい北九州の線路を走る。
城山峠を越えて宗像に入ると、故郷の山が見えてくる。

やっと、、、帰ってきた。

『点と線』の舞台、香椎を通過して多々良川を渡ると左手から新幹線の高架橋が現れ、10時10分に博多着。
降りずに終点の熊本まで乗り通す。
104.jpg

さすがに筑後地方は九州の米どころだけあって、裏作で麦を栽培している。
金色の絨毯が車窓を彩る。
なかなかいい。
11時48分、熊本着。
とりあえず昼飯。
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熊本では給食にも出るという太平燕を食べて、試食コーナーで馬刺しをがんがん食べる。
13時07分の特急<くまがわ3号>に乗る。
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八代から球磨川の谷に入り内陸へ。
107.jpg

九州の客室乗務員は相変わらずすばらしい。
どこかの会社も見習って欲しいもんです。
人吉からレンタカーを借りて加久藤峠を越え、えびの高原から霧島山中に入る。
大雨。
しこたま大雨。
バケツをひっくり返したような大雨。
視界がほとんど・・・・・・。
何も見えん。
17時頃、霧島温泉の中の宿へ到着。
早速、夫婦で貸切風呂へ。
温泉の国・九州で泉質が一番とはよく言ったもんです。
まさにその通りで最高!
すばらしい湯。
にょほーん。

5月25日
雨が止んでいたので朝から貸切露天風呂へGO!
嫁さんもテンションあげあげ。
すんません、混浴です。
結婚しててよかった。。。
車をすっ飛ばして霧島神宮へ。
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霧がかかってて幽玄な雰囲気が出てますよ?
さらに霧島スカイラインに入ると木漏れ日がいい具合でしたよ?
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その後、火山群の溶岩地帯を走り抜け、火口湖の隣で一服。
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そういえば、、、
あの斜面を駆け下りてその湖に飛び込んだやつをおれは知っている。
そんなやつが同じクラスにいたはずだ。
そしておれは甑岳からの下山中に登山道からはずれ、友達と迷子になった。
「このまま下りたらどこ行くと?」
「海に出るやろ。」そんな高校生でした。
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再び加久藤峠を越えて人吉に戻り、13時02分発の<いさぶろう3号>に乗車。
観光ツアーが買い占めていたんだけども、10日前にJRに払い戻しが出たと予想して購入した甲斐あり。
駅弁の栗めしも買っておく。
懐かしい駅弁の立ち売り。
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こうやってツアーで来る人たちの弁当が駅弁だと鉄道関係者も潤うよね?
客室乗務員も含めた完全な着地営業体制に大満足の嫁。
すいません、JR九州の制服着させていただき記念撮影。
なるほど、おもてなしね。
どっかの会社は大丈夫?
おもてなしって、人の手でやるもんだよ?
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大畑駅でスイッチバック&ループ線をたどり、急勾配を上る。
矢岳駅で客室乗務員に写真を撮ってもらう。
矢岳第一トンネルを抜け、広がる日本三大車窓。
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霧島火山群の麓に点々とある民家、火山の奥にある(はずの)桜島。
ここはいつ来てもいいね。
スイッチバックして真幸駅に入り、地元の人たちによる露店で地鶏の炭火焼を購入。
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ホームにある“真”の“幸”の鐘を鳴らす。
10年前、こんなものありませんでした。
徹底した着地営業恐るべし。
吉松から特急<はやとの風>に乗って南下。
途中、百年の駅・嘉例川で5分停車。
記念撮影してもらうけど、個人的には大隅横川駅のほうが好き。
3166.jpg

こういう何でもなさそうなものまで観光資源にしてしまう敏腕ぶりは、学ぶべきですね。

いよいよ桜島が見えはじめて、鹿児島が近いことを実感。
116.jpg

すばらしい錦江湾の眺め。
きょうはイルカは見えません。
後方には霧島の火山群。
前方には鹿児島の街並、その左手奥に開聞岳。
左手には錦江湾と桜島が目一杯広がり、右手にはシラス台地の崖。
ここは姶良カルデラの崖っぷち。
阿蘇と並んで世界最大級のカルデラが2つもある九州は、
火山の多さと地形の険しさではさすがと言わざるをえない。
それが鉄道に限るなら、人々の営みの古さゆえに、当時の最先端の鉄道技術を駆使して敷設された。
南九州の車窓を楽しめない人は鉄道で旅をしないほうがいいといっても過言ではないと思う。
3181.jpg

それが火の国・九州だと思う。

何度きても飽きませんな。
とはいったものの、嫁さんは温泉が目当てなんでしょうか?
そういうわけで、鹿児島中央から指宿枕崎線に乗る。
方言が飛び交う車内は、何とも顔がほころぶ雰囲気が漂うわけで、癒されます。
だからおれは観光列車よりも普通列車のほうが好きなんだ。


夜は砂むし懐石と宿の最上階にある空中野天風呂を堪能して寝ます。


つづく。




この記事に対するコメント

着地が一番うまくいってないのは、むしろ青いところかと。
【2008/06/08 23:49】 URL | 2G #- [ 編集]


>2G
かなり笑える話ばってん、
あの会社には着地の概念はあっても営業の姿勢がない気がする(乗った感想)。

ん?
「西、発見」のこと?
あれってキャンペーンだったんだ(笑)

【2008/06/09 07:14】 URL | たにぐち #- [ 編集]


うお〜〜、いさぶろう!!
ほんと、嫁さんがうらやましかです〜。

霧島神宮…
超地元だわ(笑)

人吉からはループ橋とおったん?
あそこ酔わん??
【2008/06/12 08:09】 URL | サコサコ #- [ 編集]


>さこさこ
人吉はね、国道のループ橋も通ったし、肥薩線のループ線も通ったばい?
ぜんぜん酔わんとよ?
ばり気持ちよかったやぁ!
【2008/06/15 23:01】 URL | たにぐち #- [ 編集]


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